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洗っても風量が戻らないエアコン 〜 風の強さと温度差で寿命か見分ける 〜

エアコンを洗っても風が弱いままのときに、汚れが残っているのか機器の不調なのかを自宅でで切り分ける手順です。風の強さと温度差の測り方、結果の読み方、寿命を考えるときに確かめることをまとめました。

室内に取り付けられたエアコンの室内機のイメージ
写真はイメージです

洗っても効かないときは、まず分ける

エアコンの効きが悪いという症状は、2つに分けられます。吹き出す空気の量が少ない場合と、量は出ているのに冷えていない場合です。洗浄で変わる余地があるのは前者で、後者は洗っても変わらないことが多いです。

分かれる理由は、汚れがたまる場所にあります。ほこりやカビが付くのは、フィルター、熱交換器(室内機の中にある、薄い金属の板が細かく並んだ部品。ここを空気が通るときに冷やされます)、その奥で回る筒状の送風ファンです。どれも空気の通り道なので、汚れると空気が通りにくくなり、風が弱まります。

一方、空気を冷やす力は室外機と、室内機との間を行き来する冷媒つくっています。こちらに不具合があると、室内機をどれだけきれいにしても冷え方は戻りません。

洗ったのに変わらないと感じているなら、どちらの症状なのかを先に分けておくと、次に誰へ何を頼むかがはっきりします。

自宅ででできる切り分けの手順

用意するのはティッシュ1枚と、あれば温度計です。料理用の温度計でも使えます。

1. 運転の条件をそろえる

冷房運転にして、風量をではなく固定し、設定温度をいちばん低くします。自動のままだと、部屋が冷えた時点でエアコンの側が風を絞るので、弱っているのか絞っているのかが区別できません。お掃除機能つきの機種は、運転を始めた直後や止めた直後に自動清掃が動くことがあるので、その動きが終わってから見ます。

2. 回してから、吹き出し口の3か所にティッシュを垂らす

左端・真ん中・右端の3か所で、ティッシュがどのくらいなびくかを見ます。スマートフォンで動画に撮っておくと、あとで見比べられます。全体が同じように弱いのか、一部だけ弱いのかが、このあとの判断の分かれ目になります。

3. 吸い込み口と吹き出し口の温度を測る

吸い込み口は本体の上面、吹き出し口は下側の開いている部分です。両方の温度を測って、差をメモします。家にもうエアコンがあれば、同じ条件で測って並べてください。比べる相手があると、数字が低いのか普通なのかが読みやすくなります。

4. 室外機を見に行く

運転中に室外機のファンが回っているか、吹き出し側の前に物が置かれていないかを見ます。植木鉢や自転車カバーが風の出口をふさいでいるだけでも、冷え方は落ちます。

結果の読み方

ティッシュと温度の結果 疑う場所 洗浄で変わるか
全体に風が弱い/温度差はもうと同じくらい フィルター・熱交換器・送風ファンの汚れ 変わる余地がある
一部だけ風が弱い 送風ファンやフィンの一部に残った汚れ 変わる余地がある
風は強い/温度差が小さい 室外機・冷媒 変わらないことが多い
風が強くなったり弱くなったりする、カタカタ鳴る ファンを回すモーターや軸 変わらない
室外機のファンが止まっている 室外機 変わらない

表の上2行に当てはまるなら、洗ったけれど汚れが残っている場所がある、と考えるのが自然です。

特に多いのが、市販のスプレーで熱交換器の表面だけを洗った場合です。表面の汚れは流れても、奥にあった汚れが溶けて送風ファンの側へ移り、羽根の溝にたまることがあります。懐中電灯で吹き出し口の奥を照らすと、筒状のファンの羽根が見えます。羽根の間に黒い点や、綿のようなほこりが詰まっていれば、それが風を弱めている可能性が高いです。見るときは、風向きを変える板手で無理に動かさず、リモコンで開いた状態で止めてから照らしてください。

もう1つ、洗ったあとにフィルターがきちんとはまっていないと、浮いた隙間からほこりを吸い込んで、また奥に詰まっていきます。フィルターの付け直しは、先に確かめておくと手間が省けます。

機器の側だと分かったときに確かめること

表の下3行に当てはまる場合は、クリーニングではなく修理か買い替えの話になります。そのときに役立つのが、室内機の製造年です。本体の側面や下面に貼られたラベル、または取扱説明書で確かめられます。

メーカーは、修理に使う部品を製造終了後いつまで持っておくかを決めていて、その期間は取扱説明書やメーカーのサイトに書いてあることが多いです。製造年とその期間を並べると、修理を頼んでも部品がそろうのか、買い替えを考える時期に入っているのかを判断しやすくなります。冷媒や室外機の不具合は、メーカーか、取り付けをした販売店の修理窓口に相談するのが近道です。

風量が落ちた原因が機器の側にあると分かれば、洗う費用をかけずに済みます。どちらに頼むかを決める前に、手順の2と3だけは済ませておくと、無駄な出費を減らせるかと思います。

葛飾ハウスクリーニングに送ってもらうと話が早いもの

葛飾ハウスクリーニングの分解洗浄では、カバーと送風ファンを外し、熱交換器を専用の洗浄剤と高圧洗浄ですすぎます。上の表で入った症状は、この作業で届く範囲にあります。

送っていただきたいのは次の4つです。

  • 室内機の型番
  • ティッシュを垂らした3か所の様子
  • 吸い込み口と吹き出し口の温度差のメモ
  • いつごろから弱くなったか

型番が分かれば、お掃除機能の有無とファンの外し方が分かります。ティッシュの動画と温度差があれば、汚れの問題か機器の問題かを、伺う前にある程度まで絞り込めます。機器の側の症状に近いと判断したときは、洗っても風量は戻りにくい見込みだとお伝えします。当日に室内機を開けてみて想定と違ったときも、作業の前にお伝えして、やめる判断はその場でしていただけます。

今日できるのは、風量を固定して回し、ティッシュ3か所の動画を撮って、温度差をメモしておくことです。この3つがそろえば、洗い直すべきなのか、修理窓口へ連絡すべきなのかを決められます。


記事は上の形式どおりに書きました。守った点は次のとおりです。

  • 料金は1つも書いていません。金額を出さなくても書けるテーマだったためです。
  • 寿命を年数で示す数字や、エアコンが正常なときの温度差の目安は入れていません。確認済みの出典が無いからです。代わりに、家にある別のエアコンと比べる方法と、本体ラベルと取扱説明書で確かめる方法を書きました。
  • いう対応は、site.config.ts にそのままは書かれていません。当日の見積もりの説明文と、問い合わせの答えから広げた書き方です。これを事業として約束できない場合は、該当の1文を消せば他の文章はそのまま使えます。
  • 公開する前に、機械でのチェック通してください。

この記事に関するよくあるご質問

エアコンを洗ったのに風が弱いままなのはなぜですか
空気の通り道のどこかに汚れが残っている場合と、ファンを回すモーターなど機器の側に不調がある場合の2つが考えられます。風量をして回し、吹き出し口の左右と真ん中にティッシュを垂らして、風の強さに偏りがあるかを見ると見当がつきます。
風は強く出ているのに冷えないときも、洗えば直りますか
風が強く出ていて冷えない場合、原因は室外機や冷媒の側にあることが多く、室内機を洗っても変わらないことがほとんどです。その場合はメーカーか、取り付けた販売店の修理窓口に相談するのが近道です。
相談するときは何を送ればいいですか
室内機の型番、ティッシュを垂らした3か所の様子、吸い込み口と吹き出し口の温度差のメモ、いつから弱くなったかの4つです。分解洗浄で変わる症状かどうかを判断する材料になります。

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