見積もりの金額が、当日そのまま通らないことがある
事前にお出しする金額は、うかがった条件をもとにした計算です。
エアコンの型番、気になっている場所の写真、頼みたい箇所の数。
これが揃っていれば、料金表に載っている作業は訪問しなくても金額を出せます。
訪問しないと分からない、ということはありません。
ただ、写真と型番から読み取れることには限りがあります。
当日にカバーを開けて、事前の前提と違うと分かるものがいくつかあります。
代表的なのが、壁掛けエアコンの自動清掃ユニットです。
型番が確定していれば事前に判別できますが、シールが日焼けして読めない、リモコンの表記だけで判断した、といった場合は当日まで確定しません。
ユニットの取り外しがあると作業は倍近くかかるので、12,000円の前提で組んだ日程が22,000円の作業に変わります。
浴室では、浴槽の側面にある「エプロン」(浴槽の外側をふさいでいるカバー板)が外せるつくりかどうかが、写真では見きれないことがあります。
外せる浴槽は内側まで洗いますが、構造的に外せないものもあります。
空室クリーニングは「家具が入っていない状態」を前提にした間取りごとの定額です。
当日まだ荷物や残置物が残っていると、その前提が崩れます。
1R・1Kの30,000円という金額は、部屋が空になっていることとセットで成り立っています。
天井埋め込みのエアコンと室外機は、そもそも事前に金額をお出ししていません。
機種と設置状況で作業できる範囲が変わるためです。
これは「当日増える」のではなく、最初から確認してからお出しする枠に入っています。
分かるタイミングは、作業を始める前
始めと終わりだけ立ち会いをお願いしているのは、この確認のためです。
作業中ずっといていただく必要はありませんが、始めの数分は範囲を一緒に見ていただきます。
カバーを開ける、エプロンを外してみる、シンク下や排水口の状態を見る。
ここで前提と違うことが分かれば、作業に入る前に金額をお伝えします。
順番が大事です。
開けてから金額を伝えるのであって、洗い始めてから伝えるのではありません。
分解の途中で初めて分かることもありますが、その場合も手を止めてお伝えしてから続けます。
作業がすべて終わったあとに合計だけ知らされる、という進み方にはしていません。
診断で出る目安額にも同じことを書いています。
表示されるのは料金表からの目安で、確定金額ではないこと。
当日に見て想定と違ったときは、作業前に金額をお伝えすること。
黙って足すことはしないこと。
この3つが運用の中身です。
止める判断は、その場で3つに分かれる
金額が変わると伝えられたとき、選べるのは大きく3つです。
そのまま進める。
時間の都合がついていて、その金額で納得できるならこれがいちばん短く済みます。
作業する側も段取りを変えずに進められます。
範囲を減らす。
単品でいくつか頼んでいる場合は、金額が変わった箇所だけ外して、残りを予定どおり進める形が取れます。
たとえばエアコン1台と洗面所を頼んでいて、エアコンがお掃除機能つきだと当日に分かったとき、エアコンを別日に回して洗面所だけ進める、という選び方です。
その日はやめる。
金額を聞いて考え直したいなら、作業に入る前なら止められます。
決めるための時間として、始めの立ち会いがあります。
どれを選んでも正解や不正解はありません。
予算の上限が先に決まっている人と、日程が先に決まっている人とでは、選ぶものが変わって当然かと思います。
葛飾のハウスクリーニングで、当日のブレを事前に小さくする
見積もりを受け取ったら、金額の横にある前提を読んでください。
「壁掛け・お掃除機能なし・1台」「浴室1箇所・エプロン内部を含む」「1R・1K・家具の搬出済み」。
こうした条件が書かれていれば、当日その前提が崩れたときに、何が変わったのかがその場で分かります。
前提が書かれていない見積もりは、金額だけが動いたように見えます。
何が変わったのかを確かめる手がかりが手元に無いからです。
金額の妥当性を判断するには、変わる前の条件が要ります。
葛飾区・足立区・江戸川区でハウスクリーニングを比べているところなら、届いた見積もりの前提部分を1行だけメモしておくと使えます。
当日の会話が「高くなった」ではなく「お掃除機能つきだったから前提が変わった」になり、進めるかやめるかを条件で判断できます。
事前に送るものの精度を上げるのも同じ効果があります。
エアコンは本体の型番、浴室やキッチンは気になっている場所の写真。
これがあるほど、当日に開けてから分かることが減ります。
本体の金額とは別に動く枠がある
当日の増減とは別に、そもそも本体料金の外側にある費用が2つあります。
駐車料金と出張費です。
敷地内に停められない場合は近隣のコインパーキングを使います。
実費のご負担をお願いするかどうかは、お見積もりのときにお伝えします。
出張費は、無料になる範囲を整理している最中です。
どちらも作業内容とは無関係に決まるので、当日の作業判断とは切り離して、見積もりの段階で確認しておくのが早いです。
逆に、当日に足されないものもはっきりしています。
洗浄剤と機材の代金は料金に含まれています。
お借りするのは水道と電気だけで、ご用意いただくものはありません。
道具が足りないから買い足す、といった形で当日に金額が動くことはありません。
終わりの立ち会いで、金額を閉じる
作業が終わったら、もう一度見ていただきます。
仕上がりの確認と同時に、始めに合意した金額のままで終わったかを閉じる時間です。
落としきれなかった汚れがあれば、その理由もここでお伝えします。
今日やることを1つ挙げるなら、手元の見積もりから前提の1行を抜き出して、当日まで残しておくことです。
エアコンなら「壁掛け・お掃除機能なし・1台」、水回りなら「浴室・キッチン」のように、対象と条件を書いた1行で足ります。
当日に何かが違ったとき、その1行が判断の基準になります。
この記事に関するよくあるご質問
- 当日に金額が変わるとしたら、いつ分かりますか
- 作業を始める前です。
始めの立ち会いのときに設備を開けて範囲を確認し、事前にお伝えした前提と違っていた場合は、その場で変更後の金額をお伝えします。
作業に入ってから変わったことが分かる場合も、いったん手を止めてお伝えしてから続けます。
黙って足すことはしません。 - 金額が変わると聞いたあと、その日はやめると言えますか
- 言えます。
作業前に金額をお伝えするのは、そのまま進めるか、範囲を減らすか、その日はやめるかを選んでいただくためです。
単品でいくつか頼んでいる場合は、金額が変わった箇所だけ外して残りを進める形も選べます。 - 見積もりのブレを小さくするために、事前にできることはありますか
- エアコンなら型番、水回りなら気になっている場所の写真をお送りいただくと精度が上がります。
受け取った見積もりに「壁掛け・お掃除機能なし・1台」のような前提が書かれているか確認して控えておくと、当日その前提が崩れたときにすぐ気づけます。