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暖房をつける前にエアコンのにおいを確かめる 〜 送風で洗うか決める 〜

暖房に切り替える前に、エアコンを送風で回してにおいを確かめる手順をまとめました。後のにおい方で分かれる3つの場合と、自分で手を入れてよい範囲、分解洗浄に回すかどうかの見分け方が分かります。

暖房に切り替える前に点検する室内のエアコン
写真はイメージです

夏のあと、最初の暖房でにおいが出やすい理由

冷房を使っているあいだ、エアコンの中では空気を冷やす部品に水滴がつき、その水は排水ホースを通って外へ流れています。この部品を熱交換器と呼びます。室内の空気を通して冷やしたり温めたりする、薄い金属板が並んだ部分です。濡れた面にはホコリが貼りつきやすく、夏のあいだは湿った状態が続きます。

冷房をやめてから暖房を入れるまで、エアコンは閉じたまま止まっています。中に残った湿り気とホコリには、そのあいだ風が当たりません。そして暖房の最初の運転で、溜まっていたものがまとめて部屋に出てきます。秋になって感じるのは、たいていこの流れです。

冷房のあとに自動で内部を乾かす機能がついた機種もあります。ただ、その運転を途中で止めていたり、設定を切っていたりすると、湿ったまま季節をまたぐことがあります。ご自宅のエアコンでは、冷房を止めたあとの乾燥運転を毎回最後まで回していたでしょうか。

暖房ではなく送風で確かめる理由

いきなり暖房で確かめると、温風に乗ったにおいが部屋に広がってから気づくことになります。送風は中の部品を温めも冷やしもせず、ファンだけを回す運転です。エアコンの中にあるものだけが風に乗って出てくるので、においの出どころを機械の中に絞って判断できます。

窓を開けたまま回せるのも送風を使う理由です。においが強く出ても部屋にこもりにくく、確かめる側も落ち着いて嗅ぎ分けられます。

リモコンにボタンが無い機種もあります。その場合は、取扱説明書で風だけを出す運転がどれにあたるかを先に確かめてください。

送風で回す手順

寒くなりきる前の、窓を開けて過ごせる日に行います。暖房が必要な日になってからでは、においに気づいても洗う日が来るまで暖房なしで過ごすことになるからです。

1. フィルターを外して表側を見る

最初にフィルターを外して、表側にホコリが積もっていないかを見ます。積もっていれば、掃除機で表側から吸います。それでも汚れが残るなら水で流して、日陰で乾かしきってから戻してください。フィルターが詰まったまま試すと、出てきたにおいがフィルターのホコリなのか、もっと奥の汚れなのか切り分けられません。

2. 窓を開けて、送風をいちばん強い風量で回す

風量が弱いと、中の汚れに当たる風も少なくなり、においが出きるまでに時間がかかります。風向きはリモコンで下向きにしておくと、あとで吹き出し口の奥を覗くときに見やすくなります。

3. 始め・・の、吹き出し口の前でにおいを嗅ぐ

だけ嗅いで決めないのは、時間がたつとにおいが変わるからです。回し始めに出るのは、止まっていたあいだに中でこもっていた空気です。たっても出てくるにおいは、風が当たり続けている部品そのものから来ています。分をくらいでメモしておくと、あとで迷いません。

4. 止めてから、吹き出し口の奥を懐中電灯で照らす

運転を止め、ファンが完全に止まったのを確かめてから覗きます。吹き出し口の奥には、横長の筒のような形のファンがあります。羽根に黒い点がついていないかを見てください。風向きの板を手で無理に動かしたり、指や棒を差し込んだりはしないでください。羽根が欠けたり、汚れを奥へ押し込んだりすることがあります。

後のにおい方で分かれる3つの場合

最初だけにおって、後には消えていた

止まっていたあいだにこもった空気が出きった、と考えてよい状態です。そのまま暖房に切り替えても差し支えないことが多いです。暖房を初めて入れる日に、もう一度だけ吹き出し口の前でにおいを嗅いでおくと、変化があってもすぐ気づけます。

たっても、カビっぽいにおいや酸っぱいにおいが続く

風が当たり続けてもにおうなら、元はフィルターより奥のファンか熱交換器にあることが多いです。フィルターを洗っても、そこまでは届きません。暖房を使い始める前に、分解して洗うかどうかを決める段階です。

吹き出し口の奥のファンに黒い点が見える

においが弱くても、ファンの羽根にカビや汚れがついている状態です。ファンは回るたびに部屋へ風を送る部品なので、ここについたものは暖房の温風にも乗ります。後ににおいが消えていても、この場合は2つ目と同じように考えてください。

焦げたようなにおいや、電気部品が熱くなったようなにおいがしたときは、汚れとは別の話です。運転を止めて、メーカーか購入した販売店に相談してください。

自分で手を入れるのは吹き出し口の手前まで

ご自宅でできるのは、フィルターの掃除、前面パネルの拭き取り、吹き出し口から見える範囲の拭き取りまでです。ファンの奥や熱交換器に市販の洗浄スプレーを吹きかけても、すすぎの水を流す手段がありません。浮いた汚れと薬剤が中に残って、乾いたあとにまたにおいの元になることがあります。電気部品に液がかかるおそれもあるので、奥には触らないほうが結果として早く片づくかと思います。

割り箸にタオルを巻いてファンを拭く方法も、羽根のすき間に汚れを押し込みやすく、欠けたときに取り返しがつきません。黒い点が見えた時点で、奥の作業は分解できる側に回すのが無理のない線引きです。

においが残ったときに葛飾ハウスクリーニングで洗う範囲

葛飾ハウスクリーニングのエアコンクリーニングでは、カバーと送風ファンを外し、熱交換器を専用の洗浄剤と高圧洗浄ですすぎます。壁や床を汚さないための養生と、洗ったあとの排水処理まで作業に含めます。のテストで2つ目か3つ目にあたった場合に、ご自宅では手が届かなかった場所がちょうどここです。

料金は、壁掛けのお掃除機能なしが、お掃除機能つきがです。同じ住所で同じ日に目以降を洗う場合は、になります。作業時間は、お掃除機能なしで約、お掃除機能つきで約を見ています。天井埋め込みの機種は、機種と設置状況を確認してから金額をお出しします。

壁掛けの機種であれば、型番が分かれば訪問しなくても金額をお出しできます。送風で回し終えたら、分のにおいのメモと並べて、本体に貼られたシールの型番を控えておいてください。シールの位置は機種によって違います。家に何台かあるなら、においが続いた部屋のエアコンから順に書き出しておくと、洗う台数とまとめる日取りをその場で決められます。


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  • 根拠がやや弱い2点: メーカーの説明書で確かめていません。気になるなら削るか、言い回しをもう少しぼかすのが安全です。

この記事に関するよくあるご質問

暖房をつける前のにおい確認は、なぜ暖房ではなく送風で行うのですか
送風は中の部品を温めも冷やしもせず、ファンだけを回す運転です。エアコンの中にあるものだけが風に乗って出てくるので、においの出どころを機械の中に絞れます。窓を開けたまま回せるので、においが強くても部屋にこもりにくいです。
送風で回して、においが消えなかったらどうすればいいですか
たってもカビっぽいにおいや酸っぱいにおいが続くときは、においの元がフィルターより奥のファンや熱交換器に付いていることが多いです。フィルターを洗ってもそこには届かず、市販のスプレーを吹きかけると薬剤と汚れが中に残ります。分解して洗うかどうかを、暖房を使い始める前に考えてください。
焦げたようなにおいがした場合も、クリーニングで直りますか
焦げたようなにおいや、電気部品が熱くなったようなにおいは、汚れとは分けて考えます。運転を止めて、メーカーか購入した販売店に相談してください。

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