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暖房の最初に焦げたにおいがする理由 〜 電気のにおいとほこりのにおいを分ける 〜

暖房を入れた直後の焦げたようなにおいが、熱交換器にたまったほこりから来るのか、電気まわりの異常なのかを分ける手がかりと、冷房の酸っぱいにおいとの違い、洗って消える範囲をまとめました。

部屋に設置されたエアコンの吹き出し口まわり
写真はイメージです

暖房の最初の焦げたにおいは、熱交換器のほこりが温まったもの

秋から冬にかけて初めて暖房を入れたとき、ほこりを焼いたようなにおいが吹き出し口から出ることがあります。石油ストーブをひと冬ぶりにつけたときのにおいに近い、と感じる方もいるかと思います。

出どころの多くは、エアコンの中にある熱交換器です。熱交換器は、薄い金属の板すき間なく並んだ部品で、ここを通る空気を冷やしたり温めたりしています。フィルターをすり抜けた細かいほこりは、このフィンの表面や奥に少しずつ積もっていきます。

冷房の時期、熱交換器は冷えて結露し、表面が濡れた状態が続きます。暖房に切り替えると今度は熱を持つので、乾いた板の上で夏から秋に積もったほこりが温められます。これが焦げたようなにおいになり、温風に乗って部屋へ出てきます。料理の油煙やたばこなど、部屋のにおいが内部にしみ込んでいて、温まったときに一緒に出てくることもあります。

冷房の酸っぱいにおいとは、出どころの状態が違う

冷房を入れた瞬間の酸っぱいにおいは、濡れた熱交換器や送風ファンで増えたカビや雑菌から出ていることが多いです。水分のあるところで育つものなので、原因は湿り気の側にあります。

暖房の焦げたにおいはその逆で、乾いて熱を持った面の側で起きます。同じ部品でも、季節によって濡れているか熱いかが入れ替わるので、出てくるにおいも変わります。

冷房の最初 暖房の最初
においの感じ 酸っぱい、生乾きの雑巾のよう ほこりを焼いたよう
熱交換器の状態 結露で濡れている 熱を持って乾いている
主な出どころ カビ・雑菌 積もったほこり、しみ込んだ生活臭

ただし、暖房でもカビのにおいが混じることはあります。送風ファンに付いたカビは季節が変わっても消えないため、温風と一緒ににおいが運ばれてきます。焦げたにおいの奥に冷房のときと同じ酸っぱさを感じるなら、内部のカビも残っていると考えられます。

運転を止めたほうがいいにおいの見分け方

焦げたにおいの中には、ほこりではなく電気まわりから来ているものもあります。こちらは掃除で解決する話ではないので、先に切り分けます。

次のどれかに当てはまったら、運転を止めて電源プラグを抜いてください。

  • ビニールやゴムが溶けるような、鼻の奥に刺さるにおいがする
  • 吹き出し口ではなく、コンセントや本体の横・下からにおう
  • 煙が見える、パチパチという音がする、ブレーカーが落ちた
  • 電源プラグやコンセントの周りが変色している、触ると熱い

ほこりのにおいは温風と一緒に吹き出し口から広がります。配線やプラグが傷んでいるときは、におう場所が吹き出し口から外れることが多いので、鼻を近づける位置を変えてみると区別がつきやすくなります。

プラグやコンセントまわりが傷んでいても、洗浄では直りません。メーカーの修理窓口か電気工事の業者に見てもらう段階です。煙が出ているなら、プラグに手を伸ばす前にブレーカーを落とすほうが安全です。

数十分で薄れるか、毎回戻ってくるかで分かれる

吹き出し口から出るほこりのにおいだと分かったら、次は見ます。

表面に軽く積もった程度なら、運転を続けているうちにほこりが焼けきって、においが薄れていくことが多いです。その日のうちに気にならなくなり、翌日つけたときにはほとんど出ない。このパターンなら、フィルターのほこりを取って様子を見る選択肢もあります。

反対に、次のような状態なら、フィンの奥や送風ファンにほこりが固まっている可能性があります。

  • 毎朝つけるたびに、同じ焦げたにおいが戻ってくる
  • においと一緒に、黒い粒やほこりが吹き出し口から飛んでくる
  • 焦げたにおいの奥に、酸っぱさやカビっぽさが混じる

油煙を含んだほこりはフィンに張り付き、乾いた層になりやすい性質があります。温めるたびに少しずつにおいを出し、奥で固まっているぶん、運転を続けても抜けきらないことがあります。

フィルターを外して、奥のフィンを照らしてみる

においの判断と合わせて、今日やっておきたいのは中の状態を見ることです。次の順番で進めます。

  1. 運転を止め、電源プラグを抜く
  2. 前面パネルを開け、フィルターを外す
  3. スマートフォンのライトで、フィルターの奥に見える金属の板を斜めから照らす
  4. そのまま写真を1枚撮っておく

フィンが銀色に光って見えれば、ほこりの層は薄いほうです。灰色の膜がかかっていたり、すき間が綿のようなほこりで埋まっていたりするなら、においの元はそこに積もっています。吹き出し口の奥にある筒状の送風ファンにも光を当てると、羽根に黒い点々が付いているかどうかも確かめられます。

フィルターのほこりは、掃除機で吸うか水で洗って乾かせば自分で落とせます。フィンの表面を柔らかいブラシでなでるくらいまでなら家庭でもできますが、奥に入ったほこりやファンの汚れは、分解しないと届きません。フィンは薄くて曲がりやすいので、強くこすったり先の硬いもので掻き出したりすると、板が倒れて風の通りが悪くなることがあります。

葛飾ハウスクリーニングで洗うときに届く場所

葛飾ハウスクリーニングのエアコンクリーニングでは、カバーと送風ファンを外して、熱交換器を専用の洗浄剤と高圧洗浄ですすぎます。フィンの奥で固まったほこりも、ファンの羽根に付いたカビも一緒に流すので、暖房のたびに戻ってくる焦げたにおいと、その奥に混じる酸っぱさの両方に手が届きます。洗ったあとの暖房では、ほこりの焼けるにおいは出にくくなることが多いです。

料金は、壁掛けのお掃除機能なしがで約です。お掃除機能つきは自動清掃ユニットの取り外しがあるため、で約かかります。

どちらの場合も、先に確かめておきたいのは電気まわりのにおいかどうかです。コンセントやプラグの変色、吹き出し口以外からのにおいがあれば、洗浄より修理の相談が先になります。吹き出し口からのほこりのにおいが毎回戻ってくるなら、そこで初めて洗浄を考えます。フィルターの奥を照らした写真が1枚あれば、どちらに当たるかを決めやすくなります。

この記事に関するよくあるご質問

暖房をつけた直後の焦げたにおいは、そのまま使っても大丈夫ですか
吹き出し口からほこりを焼いたようなにおいがして、運転を続けるうちに薄れるなら、熱交換器に積もったほこりが温まったものであることが多いです。ビニールやゴムが溶けるようなにおいがする、コンセントや本体の横からにおう、煙や異音があるといったときは、運転を止めて電源プラグを抜いてください。
冷房の酸っぱいにおいと暖房の焦げたにおいは原因が同じですか
出どころの状態が違います。冷房のにおいは、結露で濡れた熱交換器や送風ファンで増えたカビや雑菌から出ていることが多いです。暖房のにおいは、熱を持って乾いた熱交換器の上でほこりが温められて出ます。暖房のときにも酸っぱさが混じるなら、内部にカビが残っていると考えられます。
エアコンクリーニングではどこまで洗いますか
カバーと送風ファンを外して、熱交換器を専用の洗浄剤と高圧洗浄ですすぎます。料金は壁掛けのお掃除機能なしが、お掃除機能つきがです。

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